事業内容 Business

トンネル工事を核とした土木事業

これまで笹島建設は、トンネル工事を中心に、数々の難工事に挑んできました。
地質条件や施工環境が異なる現場一つひとつに向き合い、最適な工法と確かな技術で、安全かつ高品質な施工を行っています。山岳トンネル・都市トンネル・地下構造物など、多様なトンネル工事を手がけてきた中で、調査・施工・管理まで 貫して対応できる体制で、 社会インフラを支えています。

トンネル工事を核とした土木事業

トンネル工法

笹島建設では、以下の3つの工法を用いたトンネル工事を行なっております。

NATM工法(発破掘削)|  岩盤に挑む伝統と経験の工法

NATM(ナトム)とはNATM (New Austrian Tunnelling Method)とは、オーストリアのラブシェビッツ教授により提唱された山岳トンネルの施工方法です。

発破掘削とは、削岩機で岩盤に穿孔し、爆薬を装填・爆破してトンネルを掘り進める工法で発破掘削後、鉄製の枠(支保工)を定間隔で設置した上に凝固剤入りのコンクリトを吹付機により吹付け岩盤を固定します。その後、穿孔機で穴を開け3〜4mの鉄棒(ロックボルト)を打ち込み補強します。ロックボルトの打ち込みが完了したら防水加工を施し、半円筒形の型枠(セントル)を使って仕上げのコンクリトの壁を造ると言った工法です。

硬い岩盤や大断面のトンネル施工において、今なお欠かせないのが発破掘削によるNATM工法です。
地山の状態を見極めながら進める施工には、高度な判断力と現場経験が求められます。

発破掘削によるNATM工法を採用したトンネル

鏡トンネル

鏡トンネル

俵山トンネル

俵山トンネル

発破掘削による主な使用機械

一般国道282号 佐比内トンネル

機械名:ドリルジャンボ
岩盤に発破(はっぱ)爆薬を挿入するためのせん孔(穴)を掘ります。

俵山トンネル

機械名:コンクリート吹き付け機
アーチ状の鋼材(支保工)を設置したあと、5cm~25cm程度のコンクリートを吹き付け、掘ったトンネルの壁を強くし崩れないように補強します。さらに岩盤の緩み、崩壊を防ぐためにドリルジャンボでせん孔し、ロックボルトを挿入設置します。

NATM工法(発破掘削)の
トンネル工事の流れ

NATM工法(機械掘削)|  安定施工を実現する現代的NATM

NATM(ナトム)とはNATM (New Austrian Tunnelling Method)とは、オーストリアのラブシェビッツ教授により提唱された山岳トンネルの施工方法です。

機械掘削NATM工法は、ロードヘッダやブレーカなどの掘削機械を用いてトンネルを掘り進める工法です。
発破を使用しないため、振動や騒音を抑えやすく、市街地や近接構造物がある現場など、騒音・振動への配慮や、安定した掘削精度が求められる現場では、機械掘削によるNATM工法が力を発揮します。
掘削後は、発破掘削と同様に吹付けコンクリートやロックボルトを用いて地山を安定化させます。

施工中においては、切羽(掘削前面の地盤)の観察やトンネルの挙動などを計測し、その結果を設計と施工に反映させ、必要に応じた対策(設計変更)を講じながら施工することができます。

機械掘削によるNATM工法を採用したトンネル

国道13号  浅川トンネル

国道13号  浅川トンネル

豊野トンネル

豊野トンネル

機械掘削による主な使用機械

一般国道282号 佐比内トンネル

機械名:エレクター付き吹付機
一次吹付コンクリートと鋼製支保工を切羽に設置し、更に二次吹付 コンクリートを一台で行います。

ロードヘッダー

機械名:ロードヘッダー
先端のドラムで山を削り進みます。

NATM工法(機械掘削)の
トンネル工事の流れ

シールド工法|  都市部を支える高精度トンネル施工

シールド工法は、シールドマシンと呼ばれる掘削機を用いて地中を掘り進める工法です。
世界初のシールド工事はロンドンで1825年、英国・ロンドンのテムズ川を横断する水底トンネル工事で初めて採用されました。
日本では、1936年に本州の下関と九州の門司をつなぐ関門海底トンネル工事の一部でシールド工法が採用されました。

密閉型シールド工法の実用化で、シールド工法は人力から機械に。工事の危険性が激減し、安全に効率よく施工できることから、都市部でのトンネル工事も可能になりました。

掘削と同時にセグメントを組み立てることで、地盤を安定させながら施工を行います。
周辺地盤への影響が少なく、安全施工で数々の現場で採用され、道路下や河川下など条件の厳しい現場でも施工が可能です。

シールド工法を採用したトンネル

テキストが入ります

シールドトンネル内部
シールドマシンで地盤を掘削しながら、コンクリート製セグメントを組み立ててトンネルを構築します。

北上シールド

北上シールド
地盤を安定させながら施工できるため、都市部や河川下などのトンネル工事で広く採用されています。