施工実績Construction results

困難を可能に変える、
笹島建設の技術力。

笹島建設は、創業当時から変わらず新工法・技術の研鑽に努めています。
これまで難工事をこなすことができたのは、その努力の賜物にほかなりません。
一時は不可能とも思われた難工事を可能にしてきた、弊社の技術力の証である施工実績をご紹介いたします。

青函トンネル

北海道〜本州を結ぶ海底トンネル工事。
複雑な地層・水圧との戦い。

青函トンネル

未知の領域・海底部での掘削。結集された技術で、海底を切り拓く。

青函トンネルに着工したのは、昭和47年。そこから、13年の歳月をかけて完工しました。
誰もが初めて経験する海底での工事は、まさに水との闘いでした。
複雑な地層を掘削するには、優れた技術が必要だったのです。

「山が緩めば水が出る。1cmとも山を緩ませるな。一滴たりとも水を出すな」

それが当時の合言葉でした。その言葉を胸に我が国の掘削技術が総動員されて工事は進められました。
地底200mの場所で“山に薬液を注入して固めて、完全に固まったら掘削をする”作業を何度も繰り返します。
しかし、大自然の中では、思いもよらぬ事態が起こるもの。水によってトンネルが崩れ落ちたり、トンネルを放棄したりすることも少なくありませんでした。それでも、着実に掘削を進めた結果、昭和60年、ついに北海道から本州が陸続きとなったのです。

上越新幹線中山トンネル

群馬県吾妻郡高山村の山岳地帯で膨張性地山に
阻まれ、掘削が極めて困難だったトンネル工事。

上越新幹線中山トンネル

膨張性地山が、掘削を阻む。打開策は、日本初のNATM工法。

昭和49年、笹島建設は上越新幹線の中山トンネル工事に着手します。
現場は群馬県吾妻郡高山村の山岳地帯。その一帯は膨張性地山です。凄まじい膨張圧で、掘削は遅々として進みませんでした。

膨張圧に耐えうる新工法として浮上したのが、「NATM(ナトム)工法」です。この工法は日本では失敗するとして慎重な意見が交わされる中で、弊社は実際にヨーロッパへ赴いて施工方法を習得。そして、日本の山に適応できるように製作した独自の油圧削岩機を用いて、NATM工法による掘削を開始したのです。
あれほど暴れまわっていた地山が微動だにしない ――誰もが目を見張る思いでした。

日本で初めて採用されたNATM工法で膨張性地山を克服したこの工事は、トンネル工事史に画期的な一ページを残しました。

東京湾横断道路
川崎トンネル

シールド掘削施工中にシールド機の
火災が発生した厳しい現場。

東京湾横断道路川崎トンネル

職人の不撓不屈の魂が、不可能を可能にする。

東京湾横断道路川崎トンネル浮島北(その1)工事は、他社と競い合って掘削を進める形でした。
しかし、機械の火災が発生。いかに早く完工のゴールテープを切るか、まさに施工生命を賭けた闘いが始まったのです。

火災が発生したのは、掘削に必要なシールド機でした。直ちに弊社とシールド機メーカーの技術陣で再出発を図りましたが、火災による不慮の事故で掘削が中断されたことで、現場には危機感が募っていました。

「このままだと他社に抜かれる。何とか笹島建設がゴールを最初に切らなければならない」
――諦める者は、誰もいませんでした。

強い使命感と責任感に突き動かされ、掘削スピードは向上。結果として、ゴール地点が差し迫ったとき、
追加施工の受注をいただきます。弊社の掘削速度と安全施工が評価された証でした。

香港地下鉄工事

香港の交通インフラ整備プロジェクトに参画し、
地下鉄路線の一部区間の施工を担当。

香港地下鉄工事

急成長都市を支えた、海外地下鉄工事。

1970年代、急速な都市化が進む香港・九龍地区では、大規模な地下鉄建設が国家的プロジェクトとして進められていました。
笹島建設はその一翼を担い、香港地下鉄工事203工区・205工区の施工を担当。
海外案件ならではの環境や文化の違い、都市部特有の制約条件の中で、工事は進められました。

日本とは異なる施工基準や現地事情に対応しながら、求められたのは「確実に仕上げる力」。
一つひとつの工程に妥協せず、現地スタッフや関係者と連携を重ねながら、安全かつ着実に工事を進行させていきました。

この工事は、笹島建設にとって海外における技術力と信頼性を証明する重要な実績となりました。
国境を越えても変わらない施工への責任感と技術力が、その後の国内外のプロジェクトへと確かに受け継がれています。

その他、国内外の施工実績についてはこちらのページでご覧いただけます。

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